レンタルグリーンの山田です。
今回紹介します植物はインドボダイジュです。
インドボダイジュはフィカス類の仲間でして、ゴムの木の仲間となります。
インドボダイジュとは
インドボダイジュは以前に説明したベンガレンシスと同様の品種です。
インドや亜熱帯アジアに広く分布している落葉高木でして、気候が良い現地では30mにもなる大木です。
世界共通の学名ではフィカス レリジオーサ(Ficus religiosa)といい、ラテン語でレリジオーサとは宗教や信仰を意味します。
大きく成長するにつれてベンガレンシス同様に気根が生えて、根を幹枝から伸ばす姿は圧巻です。
インドボダイジュの葉はハート形をしており、先端が細長く伸びた形が特徴です。
光沢のある濃いグリーンの葉色や、くっきりと見える葉脈がとても綺麗です。
寒さで落葉しますが、暖かくなって芽吹く赤みを帯びた新葉も可愛らしいのですよ。
インドでの国樹
インドではベンガル菩提樹(ぼだいじゅ)とも言われインドの国民なら知っている木で国樹にもなっております。
ヒンズー教、仏教に捧げる聖樹となっており、仏教の始祖・釈迦如来がこの木の根元で悟りをひらいたとされる木とも呼ばれております。
そこで人々はバザールを開き、あるいは休憩をとっている。店や小屋が寄り添い、人々はベンガルボダイジュと「共に暮らしている」というほど、親しみがある植物です。
ヒンドゥー教の神話に、「のぞみを叶える木」として登場することから、「長寿」という花言葉が付けられました。
かつて古代にはその樹下で聖者たちが座し、瞑想に耽っていたという修行の場所であったそうです。
インドでは永遠の生命を表す神聖な木とされ、寺院の周囲などに植えられているのをよく見かけることがあるそうです。
たとえ最初は小さな1本の「木」であっても、時の流れとともに1つの「森」となり、巨大になったフィカス・ベンガレンシスの木陰には人々が集う場所。
また、カップルが結婚式を挙げた後、ベンガレンシスを夫、インドボダイジュを妻として、庭に対で植えるという習慣があるそうです。
今回はインドボダイジュをご紹介いたしました。
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