こんにちはレンタルグリーンの山田です。
だんだん冬も本格的になってきました。
冬場に気をつけて欲しい観葉植物の管理について説明していきたいと思います。
冬場に一番寒い時期は1月
1981年~2010年までにまとめたデータがありますが、1月が一番寒いことをご存知でしたか?
最高気温:9.7℃
平均気温:5.2℃
最低気温:1.7℃
降水量:44.6mm
気温が低いだけではなく、降水量も一番低いので寒いだけではなく乾燥しやすいことも、このデータからも読み取れます。
そのため日本の冬は観葉植物にとって生育せず休眠してしまう為、あまり水を吸い上げる事なく、成長もほとんどしていません。
冬に観葉植物を枯らせてしまう多くの原因は、水の与え過ぎによる根腐れです。
特に気をつけて欲しいポイント3つを説明致します。
①水やり
観葉植物のほとんどは熱帯の植物なので四季がある日本とは異なります。
寒い冬はあまり水を吸い上げる事なく眠っています。
根は呼吸をしていているので、絶えず土が湿っているようでは、呼吸できずに根腐れを起こしてしまいます。
冬はあまり水を吸い上げずに、土がすぐに乾くことはないので、水の与え過ぎだけには注意します。
水を与える時は気温が上がる暖かい午前中に水を与えるようにします。
また、余力があれば冷たい水よりも暖かい水を与えることも効果的です。
目安として10日~2週間に一度の水やりで持ちこたえれます。
部屋の温度が一定に暖かい場合やより寒い部屋などで水やりの頻度は異なります。
②霧吹き
冬は暖房などで空気がよく乾燥します。
空気が乾燥していると、葉の水分が奪われ、葉が痛んで落ちてしまったりします。
そのため、葉に霧吹きをして湿度を上げるようにします。
冬は水やりというよりは霧吹きで管理することで根腐れを起こしづらくなります。
根だけでなく葉からでも水分を吸収する為、必要最低限の管理に繋がります。
水やり同様に霧吹きの水は、少し暖めて与えた方が植物にとって効果的です。
③置き場所
冬場の観葉植物は室内に取り入れたらできるだけ暖かく明るい場所に置いてください、できれば南または東側の日が差す方向がおすすめです。
暗い玄関は特に冷え込みますので避けた方が無難です。
暖房器具のある暖かい部屋では、空気がよく乾燥するので、葉に霧吹きで水を与えるようにします。
また、暖房の温風が直接当たる所は、水分が多く奪われ葉が枯れてしまうので、近くに置かないようにします。
またホットカーペット、床暖房などで暖かくなる場合に鉢を直接触れないように受け皿などで直接温度が上がらないように工夫するのも気をつけて欲しいポイントです。
その他
お客様からの問い合わせで多いのが、冬場に植え替えや剪定をしたいという要望がございます。
観葉植物にとって温度だけでなく、光の強さである光線量、湿度などさまざまな理由から暖かくなる5月以降に植え替えや剪定をすることが植物にとって一番良い条件です。
観葉植物にとって好条件である時期に植え替えや剪定する事で、良い芽吹きかたをするのでその後の生育が違ってきます。
今回は観葉植物の冬場の管理についてご紹介いたしました。
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